業界へのアンチテーゼ(神のみぞ知るセカイ 第4話レビュー)
FLAG 4.0「今そこにある聖戦」
★★★★★+ネ申
駆け魂狩りは一休み!心置きなくギャルゲに勤しむ桂馬だが、よもや“落とし神”にも攻略できないゲームが…!?
バグだらけで誰一人としてエンディングを見たことのない“近年最大の話題作”『くれよん』攻略のため、エルシィに手伝いを頼む(脅迫する)桂馬。
ヒロイン飛鳥空を「救う」と必死な桂馬に、エルシィは……。
(公式サイト「ストーリー」より抜粋)
エロゲ業界では、未だバグなんて日常茶飯事だったりします。
大抵はネット上で配布されているパッチをあてればなんとかなる訳ですが、数多くのユーザーの中にはネット環境を持ってない人も存在する訳で。
話の中で桂馬も言ってましたが、やはりデバッグは基本中の基本なんですよね。
ましてや「くれよん」は数十回の発売延期を経て産み出された難産なゲーム。致命的なバグでファンの期待を裏切るなんてとんでもない事です。
しかもパッチをあてても問題が解決しないなんて・・自分がユーザーであれば、間違いなくブチ切れている事でしょう。
そんな中でも、桂馬の対応は実に紳士的な物でした。ゲーマーの鑑とも言えます。
本当、ヒロインには何の罪もないんですよね。
バグニモマケズ、最後まで物語を見届ける桂馬の姿に真剣に感銘を受けた管理人なのでありました。
押し入れの中に眠る数多くの積みゲーも、ゆくゆくは攻略してあげなければ・・・
今回の話が原作どおりかは分かりませんが、脚本を「雫」や「To Heart」で有名な高橋龍也氏に委ねた所にスタッフのメッセージ性を感じます。
ここの所ギャルゲー開発はご無沙汰のようですが、いつか華麗に復活する事を願ってますよ?
んでもって予告イラストはみつみ美里さん・・・と。
なんだかんだでLeafと高橋さんの関係は未だ良好な模様ですw


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この記事へのコメント:
りあん : 2010/10/29 (金) 12:33:32
きーこーひー : 2010/10/29 (金) 22:39:04
>コメント&情報ありがとうございます。
ふーむ、原作からしてこのメッセージ性とは・・若木センセは相当なゲーヲタに相違ありませんね。
そんなストーリーに脚本の高橋さんが肉付けをする事で、凄まじい説得力が生まれる訳です。
いやはや、今回は本当考えさせられる部分が多かったです。個人的には文句なしのネ申回ですよ。