宗教とは恐ろしい・・・(とある魔術の禁書目録Ⅱ 第4話レビュー)
#04「魔滅の声」
★★★★☆
オルソラの保護に成功した上条たち。しかし、天草式十字凄教教皇代理の建宮は、彼女をローマ正教に渡してはいけないという。『法の書』の解読ができるオルソラは秘密裏に殺される。直前にローマ正教のシスターたちに攻撃を受けていた上条は、彼の言葉を信じるが、ステイルにローマ正教内の事件に介入はできないと諭される。ひとりオルソラと仲間を救出に向かう建宮を前に、自分の無力をかみしめる上条。どうしたらよかったのかと自問し、どうしてもあきらめきれない上条は、ひとり「オルソラ教会」へと向かう。そして、アニェーゼをはじめとする大勢のシスターたちを前に、オルソラを救うと宣言する。そこにステイル、建宮と天草式の面々、インデックスが姿を現し、オルソラを救うべく共闘する……。
(公式サイト「STORY」より抜粋)
アニューゼが予想のはるか上を行く鬼畜シスターで茶吹いたw
おいおい、2話での天然エロ担当っぷりは何だったのよさ?
彼女だけはローマ正教の良心だと信じて疑わなかったのに、とんだ女狐でした。
こういうどんでん返しがあるからこそ、禁書は癖になりますね。
そんなアニューゼに容赦なく鉄拳を制裁する上条さん、マジ格好良かったです。
散々オルソラを踏みつけてくれた後だったので、実に爽快でしたね。
「男が女を殴るな」とか、そういう問題じゃありません。あれは当麻なりの「正義の拳」に思えました。
ステイルの十字架の謎もしっかり解明。
あれはいざ当麻がピンチに陥った際、イギリス清教の大義名分で助けられるようにする仕掛けだったのですね。
ステイル自身は当麻の事はどうでも良いと思ってるんだろうけど、当麻が死ぬような事があればインデックスは悲しむだろうからね。
一応の保健はかけておいた訳だ、納得納得。
その十字架は手違いでオルソラの元に渡ってしまった訳ですが、まぁイギリス清教的には結果オーライという事でw
やはり各国の教会でも方向性の違いってのは生じるもんなんですね。
・・それにしてもローマ正教のシスターさん達、無表情で襲ってこられるのは流石に怖いですw
作画の問題もあったのだと思いますが、妙な怖さと迫力、そしてリアリティを感じましたね。
うーむ・・彼女達には如何なる正義があるというのか・・・?単に神の教えのままの行動なのか?
無宗教の人間から言わせてもらえば、こんなに虚しい事はありません。
しかしながら彼女達は皆、本気で自分達の正義を貫き通そうとしているのです。
生半可な覚悟では、自らの鼓膜を破る事なんて出来る訳はありません。
そんな彼女達に、この作品はどのような答えを叩きつけるのか・・・次週の展開は必見ですね。


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