演出は素晴らしい。うん。(神のみぞ知るセカイ 第11話レビュー)
FLAG 11.0「おしまいの日」
★★★★☆
図書館では、視聴覚ブース導入により蔵書の一部処分が決定。
大好きな本が捨てられるなんて耐えられない栞は、なんとバリケードをつくって図書館に立てこもってしまった!
栞の無言の抗議運動にも怯まず、本の処分作業を進めるべく図書館に侵入しようとする委員長たち。
その迫力に押され弱気になっていく栞の前に突如現れた桂馬、彼は栞を救いにやってきたのか、それとも……。
(公式サイト「ストーリー」より抜粋)
うーむ・・・最終的には非常に評価が難しいエピソードになってしまった・・・
桂馬の言葉に栞の心を動かすほどの力があるようには思えなかったし、彼の与えた「勇気」が切欠で栞が喋れるようになったってのも、なんかご都合主義的に感じてしまったんだな。
なんだろうね?この問題は栞自らが解決しなければならないものだったと思うのですよ。
桂馬は深く関わらず、軽いヒントを与える程度の存在に留まってほしかった。
何より今回のエピソード、恋愛要素全然無いじゃん!栞とキスする必然性はどこにあったのよさ?
そんな訳で、個人的には多少不満の残るエピソードになってしまいました。
図書館への籠城と、館内を埋め尽くさんとする本の奔流は、自らの心の中に塞ぎ込む栞の心情と上手くリンクしていたと思います。
演出は本当にネ申懸ってたんだよなぁ・・・実に惜しいです、惜しい。
かのんと同じく、栞も桂馬の事を覚えているような雰囲気を匂わせて物語の幕を閉じました。
桂馬が落としてきたヒロイン達は、きっと何かしらの記憶は残っているんでしょうね。
その記憶が、今後ストーリーにどのような影響を及ぼすのかも期待したい所です。
アニメは来週で終わってしまいますが、第二期は決まったようなものですからね。今後の展開に期待です。


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