イイハナシダナー(アスタロッテのおもちゃ! 第3話レビュー)
第3話「すれ違いのパーレン」
★★★★★
正式な後宮候補としてロッテの屋敷で暮らすことになった直哉が、人間界から娘の明日葉を連れてきた。
まだ若い直哉に娘がいてショックを受けたロッテは、思わずきつい言葉を浴びせてしまう。
一方で父親を悪く言われた明日葉もおもしろくない様子。
そんな明日葉に、ロッテと仲よくしてほしいと優しく諭す直哉。
明日葉は仲直りをしようとロッテを探すが、既に学校に行った後。
すると明日葉は、自分も学校に行きたいと言い出して……。
(公式サイト「物語」より抜粋)
冒頭のセリフから察するに、明日葉は自らの生い立ちを知っているのかな?
たとえ知らなかったとしても、13歳の父親ってのは世間からの風当たりも強いだろうし、彼が苦悩する姿を、明日葉は幼い頃から観てきたのかもしれません。
父親の事を愚弄されるのは無条件で許せないんでしょうね。直哉と明日葉の親子の絆は相当に深いと思われます。
ともあれ、明日葉の良い娘っぷりに全俺が泣いた・゜・(ノД`)・゜・
ユーディットが明日葉を学園に入学させたのも、ロッテが孤立している事を知っていたからなんでしょうね。
ロッテに対し物怖じせずに応対できる明日葉は、学園生活におけるカンフル剤になりえます。
結果的には大成功ですね。流石ユーディット、策士です。
そしてよかったね、ロッテ。今回は本当観ていて暖かい気持ちになれましたよ。
やはりアニメは3話までは観るべきですね、現時点では回を重ねる毎に印象が良くなってますよー。うなぎのぼりです。
そしてこの作品のテーマは「愛」という事で相違あるまい。
冒頭で書いた直哉と明日葉の関係もいわゆる親子愛ですし、王宮の人間がロッテの孤独を少しでも和らげようと努力しているのも、ロッテに対する愛があっての事です。
今後いくぶんストーリーが脱線しようとも、このテーマは一貫されるのではないでしょうか?
現時点では、世界はロッテに対する愛に比重を置いて描かれてますね。
これでロッテがツンばかりの娘だったら可愛げもなかったけれど、本当はめっちゃ良い娘ですからね。
単に素直になれないだけで、良い娘です。
明日葉のように上手く心の鍵を開けられる娘と友達になれば、ロッテの内面も徐々に変わってくるんじゃないかな?
愛情、そして友情は成長には不可欠な要素。
今は只立派に成長して、ロッテが素敵な女王様に育ってくれる事を願うばかりです。サキュバスなんて設定は二の次だぜ!


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