ストーリーは急加速する。(あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第9話レビュー)
第9話「みんなとめんま」
★★★★★
目の前に差し出された蒸しパンを見て、動揺しながらも「めんま」の存在を信じる「あなる」たち。しかし「ゆきあつ」は、「じんたん」にしか「めんま」が見えないということに複雑な想いを抱く。
(公式サイト「あらすじ・予告」より抜粋)
みんなにめんまの存在を証明できた途端に、季節は秋に移行しました。
放浪息子もそうだったけど、ノイタミナアニメは時系列を一気に進めるのが好きだねぇ。
ともあれめんまの姿はみんなに見えないまま。そりゃ温厚なゆきあつさんもやさぐれるってもんですw
つるこの「ゆきあつが壊れた・・・」には腹抱えてワロタ。
柵蹴りなんて女装に比べればまだノーマルじゃありませんか。許してやって下さいよ奥さん。
そんなわけで、めんまの存在は疑いようの無いものになったわけですが、まだまだみんなの心は揺れ動いてます。
「成仏」という言葉は今回のキーワードにもなっているように思えますが、ゆきあつの放った「成仏させてやらないと」という言葉には、いろんな想いが込められていたような気がしたなぁ。
純粋にめんまのためを想っての言葉・・・もしくはじんたんに対するあてつけも含まれていたのかもしれない。
一つ言えるのは、彼がもしめんまを目視出来るとすれば、こんなセリフは絶対言わないという事。
その点は、つるこが「成仏させていいの?」ときっちりフォローしてるのがポイント高いです。
やはりこの二人は相性抜群ダナ。
しかしこの問題は本当に難しい。
みんなに今のめんまと一緒にいてほしい気持ちもあるんだけど、果たしてそれは正しいのか?
めんまに囚われたまま、みんなここまで来てしまったのだ。
ここで立ち止まったら、二度と前に進めなくなってしまうのではないか?
しかしながら、事実じんたんはめんまの具現を切欠に、ぐんぐん前に進んでいる。
彼女が存在することで、事態が負の方向に働くという訳でもないんです。
なんだろうな・・・めんまは既に神化しているとでもいいましょうか?
まぁ、メンバー全員が地に足付けて日々を過ごせるならば、このままめんまにいてもらうのも間違いではないのかな?
んー、本当難しい。一体どういうふうに物語を締めてくるんだろうなぁ・・・
まだまだ悩ましい第9話でありました。心のモヤモヤが止まらないぜ!


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この記事へのコメント:
センシュウ : 2011/06/10 (金) 18:39:36
めんまの件、非常に難しい問題ですよねぇ。
正直、何が正しいとか正しくないとかそういったことより、皆の考え次第で答えを出すべきなんでしょうね。でもその“皆”がまた様々な考えを持っているからこそまた難しいですね。
イレーヌさんのこともありますし、ただひたすら難しいこの問題。どう物語を締めくくるのか非常に興味深いところですね。
ひそか : 2011/06/11 (土) 17:35:12
自分が感じる 「もやもや」 と、きーこーひーさんが使った意味とは違うかもしれないですが、確かにあの花は見てて 「もやもや」 する所がありますね。
そうか他の人も「もやもや」するんだなぁ、と妙にスッキリしちゃいました^^
きーこーひー : 2011/06/12 (日) 16:04:28
>コメントありがとうございます。
本当難しいですよね。成仏させることが正しいってわけでもないですし。
めんまが黄泉がえってしまうような展開はちょっとアレですけど、スタッフさんがどのように物語を締めるのかは非常に興味深いです。
願わくば、皆が幸せになれるような結末を望みたいものですね。
きーこーひー : 2011/06/12 (日) 16:15:50
>書き込みありがとうございます。中山美穂は「色・ホワイトブレンド」が名曲だと思ってます<挨拶
あの花を見てると常に心にもやもや感は抱いてしまいますね。
それほどにキャラクターが悩み、迷っているという事でしょうか。うまく感情移入させられちゃうんですよね。
きっと最終回にはすっきりとした気分にさせてもらえるはずです。期待しときましょう。