孝ちゃんはもう駄目だ(花咲くいろは 第11話レビュー)
第11話「夜に吼える」
★★★★☆
湯乃鷺温泉街の特集が載った旅行雑誌の発売日。
緒花は旅館ランキングでの喜翆荘の高評価を期待していたが、現実は10点満点中の5点。
またランキングの結果を受けてか、予約キャンセルが相次いでいた。
ランキングの結果に納得のできない緒花は、
「喜翆荘にめちゃくちゃな評価をつけた犯人と戦ってきます」と書おきを残し、電車に飛び乗っていた。
交渉(?)のすえ、なんとか出版社で記事を担当したライターの名刺を見せてもらうのだが……。
(公式サイト「ストーリー」より抜粋)
緒花さんの頭が下がるほどの行動力も、今回はいささかやりすぎのような・・・
なんか危なっかしくて見てらんない感じでしたが、喜翆荘の事を誇りに思っているという事はひしひしと伝わってきました。
ただ、休暇希望は女将の正式な許可が出ていなかったわけで、あれは独断の行動というわけか・・・
まぁまだまだ高校生ですし、青臭い行動も許されるでしょう。
これはフィクションですから、社会の常識とか難しい事はとっぱらったほうがストーリーを楽しめるというものです、うん。
そんなわけで緒花の出版社殴り込みの話でしたが、母親や孝ちゃんとの予期せぬ再会で緒花の心が揺れ動きまくりでしたね。
雑誌記事の黒幕は母親だわ、心の拠り所になるはずだった孝ちゃんは見ず知らずの女とイチャついてるわで、そりゃ緒花もいっぱいいっぱいになるわけです。
てかお母ちゃん、そんな軽い夜逃げで娘の人生狂わすなやw
結果的に喜翆荘での生活がプラスに働いてるから良いものの、この母親とんでもないクセモノである。
それとも、あえて緒花を喜翆荘に行かせるように夜逃げを仕掛けたのかな?理由は分からんけどw
孝ちゃんも孝ちゃんで自分から緒花に告白しておきながら、他の女の告白を強く断れないとか、ちょっと男じゃないよなぁ。
えぇい都会サイドの人間はみなホビロンな奴らばかりなのか!
今回ばかりはラストの緒花に感情移入しちゃいましたね。
決して丁寧ではないけれど、緒花の揺れ動く心情が上手く描写されていたと思います。
後味の悪いまま終わると思いきや、ラストで民子と徹登場という救いの手を差し伸べる演出もナイス。
でもこの組み合わせはいろいろとまずいような・・・
次回のサブタイである「じゃあな」は孝一の台詞だと思いますが、これは徹と緒花の関係を勘ぐった一言なんだろうか?
だとすれば、もう孝ちゃんにつける薬はない。
頼むからこれ以上株を下げないでくれよぉ・・・マジで。孝ちゃんには頑張ってほしいんだからさー。
さてさて、お母ちゃんと孝ちゃんに汚名返上のチャンスはあるのか!?
次回以降に期待しておきましょう。


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