中鉢博士マジ外道(Steins;Gate 第23話レビュー)
第23話「境界面上のシュタインズゲート」
★★★★★
ラジ館の屋上に現れた鈴羽によると、この世界線の未来では、第3次世界大戦が勃発し、多くの人々が犠牲になるという。それを回避するためには、2010年7月28日に死んだ牧瀬紅莉栖の命を救い、アトラクタフィールドの干渉を受けない唯一の世界線“シュタインズゲート”を目指さなければならない。岡部は鈴羽に協力することを決め、タイムマシンで2010年7月28日のラジ館へ跳んだ...
(公式サイト「STORY/TIPS」より抜粋)
アニメ版第1話における伏線が気持ちいいくらいに回収されましたね、マジで鳥肌モノでした。
β世界線に戻ってきて、タイムマシンもより完璧な物に仕上がっていましたが、これもまた未来のオカリンの「執念」があってこそのものなんでしょうね。
彼はα世界線における鈴羽の末路を知っているから。過去に戻る事しか出来ない不完全なタイムマシンを作るわけにはいかなかった。
ちゃんと過去経験が生かされているんだね。非常に涙ぐましいです。
・・・まぁ「タイムマシン戦争」における、技術面の発達も功を奏したのかもしれませんね。
α世界線では、「未来へ帰る」技術が確立されていなかったのかもしれないし。
「過去の自分を欺け」という最終ミッションは実に燃えます。
つまるところ紅莉栖の死を「偽装」するという事なんだろうけど、幾分ご都合主義的な気がしないでもない。
そもそもオカリンが紅莉栖を刺してしまったのはイレギュラーな事故で、紅莉栖の死は運命で定められたものではなかったという事か。
なるほど、紅莉栖萌えの自分としても、俄然テンションが上がるというものです。
タイムマシンの燃料も残り少ないし、今回ばかりは失敗は許されない。
次回はいよいよ最終回なので、どのような大団円を見せてくれるのかめっちゃ楽しみです。


にほんブログ村
↑ブログランキングに参加しています。
よろしければクリックをお願いします。
web拍手です。
気に入って頂けたらぽちっと押してみて下さい。
ついでにコメント頂けると嬉しいです。
この記事へのコメント:
名無しさん : 2011/09/07 (水) 14:47:21
定められていたのは「血塗れで倒れている紅莉栖を岡部が観測する」までです
何故かというと、最初の岡部が観測したのはあくまでそこまでであり、実際に生死を確認はしてませんでしたし、その後すぐα世界線に移動したのでその後の死亡報告を聞く事もありませんでした
メールの文面も「紅莉栖が刺された」であり、殺されたとは書いてませんでしたし
α世界線ではまゆりが眉間を撃ち抜かれて死んでるのを観測してしまったので、「岡部がまゆりの死を観測する」が確定事項になってしまいましたが
ただ、紅莉栖が刺されて血塗れで倒れる事になるのは確定事項なので、これはほとんど死ぬと同義なわけです
岡部が何もしなくても誰かがどうにかして刺す事は絶対に揺るがないので、本当に小さな抜け道を見つけたって感じですよね
きーこーひー : 2011/09/07 (水) 22:36:57
なるほど、「紅莉栖が刺される」までは確定事項なのですね。
最初のオカリンが「血まみれの紅莉栖」を見なければ、α世界線に行く事も無いし、未来における「執念」も生まれない。
先ずは迅速な救命が出来るか否かで、紅莉栖の生死は別れるんでしょうね。
急所さえ外してくれれば望みが持てるというものですが・・・なんとなーくメタルウーパーが大活躍してくれる予感。
オカリンの機転に注目します。
間違ってもバッドエンドになる事はないと思いますが、最終回を楽しみに待ちたいと思います。
ジンガ : 2011/09/08 (木) 12:10:02
ご都合主義というのはそれまでの設定と明らかに矛盾しているのに
強引に話を良い方向へ収束させるやり方なので、むしろシュタゲはその真逆で
これほどご都合、いわゆる「超展開」にならないように工夫している作品は
滅多に無いですよ。
ご指摘のクリス生存方法も、それまでのアトラクタフィールドの収束という
絶対的なルールに準じた上でその隙間を突くやり方なので矛盾はしていませんし
ご都合にもなってはいません。その点はご安心を。
きーこーひー : 2011/09/08 (木) 12:31:47
>またまたコメントありがとうございます。
確かに「ご都合主義」という言い方には語弊がありましたね。
設定を改変しているわけではありませんし、矛盾が生まれているわけでもない。
紅莉栖を救出する方法も、成功する可能性は極めて低いんですよね。
最終回までドキドキさせられるシュタゲという作品は、確かに近年稀に見る完成度の高い作品だと思いますよ。
ここまで毎回楽しませてもらいましたし、どのような結末を迎えるのか、じっくりと確認させて頂きます。