機動戦士ガンダムAGE 第1話レビュー。とりあえずガンダムのテンプレ展開?
第1話「救世主ガンダム」
★★☆☆☆
AG115年…正体不明の敵『UE』に故郷オーヴァンが襲撃され、孤児となったフリットは、ノーラの連邦軍基地アリンストンで育てられていた。
フリットは、いつかUEに反撃する時が来ることを信じて、母から授かったAGEデバイスの中の設計図を元に、救世主と呼ばれたモビルスーツ『ガンダム』をつくりあげる。
そして、ついにノーラにもUEのモビルスーツ型機体が襲ってくる。
フリットはノーラの人々を救うため、自らの手でガンダムを起動する!
(公式サイト「エピソード」より抜粋)
待望のガンダム新シリーズ!
平和なコロニーに突如UEと呼ばれる敵が襲来!
主人公のフリットはガンダムを操り、なし崩し的に(ちょっと違うけど)戦う事になる!
ほぼ1stガンダムのテンプレ通りの展開なんだけれど、なんだろう?見ていて全然ワクワク感が無いんだよ・゜・(ノД`)・゜・
同じテンプレを利用したガンダムSEEDの第一話はもぉwktkが止まらないほどに楽しかったのに、この差は一体何だ?
むしろ1stのテンプレを劣化させているような印象さえ抱いてしまいました。
まぁ子供に分かりやすいように制作しているんだろうけれど、どうにも演出が淡泊に感じてしまいましたね。
キャラクターの感情の機微と言いますか、全くリアルに感じられない。
ここいらはガンダムシリーズのキモとも言える部分だと思いますので、出来れば丁寧に描いて欲しい所。
まぁキャラに愛着が湧いて来れば、徐々に印象も変わってくるかもしれません。
・・・それにしてもコロニー内でメカが大爆発を起こしても、何ら被害は起こらないのか・・・良い時代になったものよ。
街は火の海だったけど、まだコロニーの崩壊が起こらないだけマシなのかもしれない。
早くもコロニー外部からの攻撃を受けているので、次回はどうなるかわからんけどね。
そもそもUE自体、コロニーの外壁をめっちゃ壊して侵入してきてるし。
まぁ細かい事は考えてはいけない。考えない方が純粋に物語を楽しめると言うものよ。
唯一、主人公のフリットに「戦う理由」がある事がこの物語の救いかもしれませんね。
第1話では迷うことなくUEのメカ(まだMSとは表記しないでおく)を倒してましたけど、そもそもUE自体どういうものか全くの正体不明なんですよね。
ひょっとしたらメカを操っているのは、同じ人間かもしれない。
今回彼が倒したメカにも、ひょっとしたら人間が乗っていたのかもしれない。
戦う理由があるとはいえ、フリットは相手が人間だと分かった時にどのような反応を見せるのか?
ここいらの演出次第で、ドラマ性は格段に増してくると思われます。
問題はそこまでちゃんと演出出来るのか否かなんですよね。
日野社長は「子供向けとはいえストーリーは真剣に作る」とは言っていましたが、果たしてどうなる事やら・・・
一先ず、お世辞にも印象の良い第1話とは言えませんでした。
しかしまぁAGEは4クールアニメですし、いくらでも化ける可能性は残されていると思われます。
しばらくは静観してみましょう。新たなるガンダムの物語に期待age。AGEだけに。


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