あまりカヤさんを嫌わないであげてね(夏のあらし! 第6話レビュー)
第6話「恋におちて」
★★★★☆
女性を冷めた目で見つめ、常に一定の距離を置いて接している潤。
触れられることを嫌がった潤に対し、カヤは「男のくせに情けない」と無理矢理その手を握り、自分の方へ引き寄せる。次の瞬間、繋いだ手から閃光が走り、2人は昭和20年の喫茶店・方舟へとタイムトリップしていた。カヤは、自分と“通じて”時を越えるためには、ある条件を満たさなければならないことから、これまで潤が隠していた秘密に気づく。
(公式サイト「あらすじ」より抜粋)
自分が原作にどっぷりハマる切欠になったのがこのエピソードでした。
空襲中の血生臭い空気感、どろりとした潤の心理描写には目を奪われた物です。
アニメでもその空気感を忠実に再現しようとする努力が垣間見られ、実に好感が持てました。
唯一、BGMに全く迫力が無かった事が残念だったかな?
名シーンってのは、音楽も含めて引き込ませる物ですからね。
空襲警報後のカヤの身勝手な振る舞いには失望した方も多いんじゃなかろうか?
前回まで良いお姉さんっぷりを見せていただけに、余計そう思います。
店長に対する想いが強い故に、彼女も幾分混乱していたのだと思いますが・・・
それでも潤の言う事のほうが至極正論なのだから、無理な擁護が出来ない所が痛いw
まぁ暴走すると手がつけられなくなるからねぇ、カヤはw(アニメ版第1話参照)
ああ見えて、結構アツい娘ですよ。
未来への影響に配慮して、過去で何も行動を起こせないカヤ。
かたや過去へ向かい、人助けを繰り返すあらし。
正反対の行動理念を持つ二人ですが、現時点ではあらしの行動のほうが軽率と言わざるを得ないかな?
未来への影響云々に関しては、後々の話で説明があると思いますのでお楽しみに。
まぁ軽率な行動とはいえ、ラストのあらし&一登場シーンはめちゃくちゃ燃えた。
んでもってラストシーンの一が幾分男前に描かれていたのはスタッフの配慮だろうか(笑)
今回は方舟でも器用なジャグリングを見せていたし、一の株が少しでも上がる事を願います。
本当にアニメファンから嫌われすぎだもんなぁ・・・一ちゃん。
さて・・・そろそろあらし達が過去へ飛ぶ目的を語らないと、アニメから入ったファンは離れてしまう気がする。
原作の順番的にその目的が語られる話は次回なので、楽しみに待っておきます。
出来ればオリジナルエピソードは避けて欲しいかな?タイミング的に。
今回のEDは特別版なのか「ひと夏の経験」でした。
百恵ちゃんのこの曲は頻繁に挿入されてますが、誰かスタッフにファンでもいるのか(笑)
個人的には野中さんの歌う「黒猫のタンゴ」(第1話)が激ハマリだったと思うのですが・・如何でしょう?
あと小見川さんの学園天国も。
よくよく考えれば、どの曲も原曲のイメージ全く崩してないんだよなぁ・・凄いわ。
なんとなく百恵ちゃんverをぺたり。
ちなみに管理人が生まれた時には百恵ちゃんは芸能界から引退してましたよ?本当。


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