シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 ネタバレ感想
そんなわけで、見届けてきました。
全体的に見て、エンターテイメントに全振りという感じだったので、エヴァの闇の部分に期待している方は肩透かしを食らうかもしれませんね。
自分はエヴァの中では「瞬間、心、重ねて」がベストエピソードな「明るいエヴァ」肯定派の異端児なので、今回の完結編には大満足出来ました。
テレビシリーズから25年間、ずっと第弍捨四話から先に進めなかった自分の中の新世紀エヴァンゲリオンが、ようやく全力ダッシュでゴールしてくれたのです。
ちっとばかり謎は残ってたりしますが、今後二度、三度と再視聴を繰り返せば、なんとなくは理解出来てくるでしょう。
そしてこの映画のおかげで、劇場版Qに対する苦手意識も綺麗さっぱりと消失してしまいましたね。
願わくばQとセットで、連続して視聴したい映画ではあります。
まぁエヴァ世代のおじさん達は、休憩時間が無いと膀胱が大変な事になりそうですが。
てか、ニアサードからQまでの間のエピソードがめっちゃ見たいっすわw
ミサトと加持の別れとか、第3村の成り立ちとか、ドラマになりそうなエピソードめっちゃあるもんなぁ。
庵野監督じゃなくてもいいから、スピンオフを作ってもらいたい所。
トウジに関しては、Qの時点で生存を諦めてたので、今回生き残ってくれてたのは素直に嬉しかったです。
ケンスケや委員長も同様。
…まぁケンスケは一部のカプ厨に刺されても文句は言えない状況ではありますがw
なんだケンケンって、式波さんデレデレやないっすか。
今更リアタイファンが「綾波派」「アスカ派」で争っているとも思えませんが、少なくともアスカ派は今回一斉掃射出来ましたねw
あぁ、自分はどの派閥にも属していなくて良かった…。
…違う、自分はマヤ派だったんだ。
彼女はQの時点で擦れまくってたけど、今回は幾分丸くなってたし、レズだから結婚もしてないしで個人的にはノーダメです。
ある意味マヤ派は一番の勝者と言えるでしょう。終わってみればなんとまぁ虚しい派閥議論w
レイ派も負けちゃいないけど、彼女はそっくりさんになって消滅してしまったしな。
正直めちゃめちゃ可愛かったけど、あれは綾波とは似て非なるマスコットですわw
Qの頃から予兆はあったけど、ある意味ペンペンよりも愛らしかったね。
願わくばあのまま第3村でのんびりと余生を過ごして欲しかったよ、本当勿体ない。
シンジとゲンドウの対峙はまぁ書かにゃならんですよね。
ガチ親子喧嘩バトルを熱く描いてもらえたのは嬉しかったです。
なんでゲンドウ13号機扱えるねんというツッコミ所もありましたが、まぁ彼は人間やめましたし、なんでもありよ。
サイクロプスと化したゲンドウのビジュアルをちょっとかっこいいと思ってしまった自分が嫌w
まぁ精神的に成長してしまったシンジさんの敵ではなかったな。
電車を降りたゲンドウの背中から感じる哀愁よ。
まぁ最後にはユイさんとも会えたようだし、結果オーライ。
エヴァシリーズが次々と消滅していくラストシーンは正直ちょっとやっつけに感じてしまったけど、まぁご愛嬌ですよ。
それまでの過程で、テレビシリーズや旧劇のラストシーンも踏襲してくれたので、個人的には不満はありません。
ラストでシンジさんがマリとくっついちゃうのは正直驚きましたが、まぁこういう結末もアリって事だ(CV:池田秀一)
いいんか?そのメガネ、たぶん君のお母さんと歳変わんないぞ?(失礼)
まぁ成長止まってたみたいだし、戒めから解き放たれた時点で肉体年齢はシンジと変わらんさ。
誰が何と言おうとメガネの大勝利!全てのメガネっ娘ファンは歓喜すべし!
強いて言えば、シンジの声は最後まで緒方さんで貫き通して欲しかったなぁ、と。
いいんだけどね、神木くん良い役者さんだし。
そんなわけで、とりとめもない感想を書き綴ってしまいましたが、自分の中ではエヴァという作品に決着が付きました。
まさかもうじき四十を迎える歳まで完結を引き伸ばされるとは思ってもみませんでしたが、庵野監督をはじめ、カラースタッフの皆様、その他制作に関わったスタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。
ありがとう、エヴァンゲリオン。


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