物語の根底に根付くものは・・(こばと。第2話レビュー)
第2話「・・・コンペイトウの輝き。」
★★★☆☆
なんとか適性テストに合格し、『ビン』を手に入れた小鳩。次は願いを叶えるために、傷ついた心を『ビン』いっぱいに集めなければならない。さっそく、いおりょぎとともに傷つき、困った人々を探しに街へ出かけることに―――。でも、人の心を癒す方法がわからず、失敗の連続で途方に暮れる小鳩。そんな時、偶然通りかかった「よもぎ保育園」が人手不足と聞いた小鳩は、お手伝いをさせてもらえることになったのだが・・・・・。
(公式サイト「これまでのお話」より抜粋)
うーむ、なかなか感想を書くのが難しい話ではある。
清和が小鳩に対して苦言を呈したのは、こばとの純粋な親切心を、同情もしくは憐れみからくる物と判断したからか・・・
物語が進むにつれて清和も心を開いてくれるんだろうけど、ちとぶしつけすぎる印象もあるなぁ。
好感度が上がるか否かは次回以降の彼の行動次第ですね。
上記の清和の反応からも分かるように、この作品は単なる「癒し」要素だけでは終わらない気がする。
ストーリーの根底には何か「人間の闇の部分」が絡んでいるような、そんな感じ。
まぁCLAMP作品にはありがちな事なのですが、その闇の部分は小鳩のピュアな心で払拭されるだろうから、なんだかんだでバランスは取れてくると思います。
その為の「コンペイトウ集め」ですね。
今回の「母親の離婚」関連の話も、子供に語らせるには少々重い物でした。
今後小鳩はどれだけの問題と対峙していくのでしょうか・・?
心がピュアなだけに、小鳩自身が深く傷つく事も多くなると思われます。
そんな中で、少しでも小鳩の成長を感じる事が出来れば個人的には嬉しいかな?
当の小鳩は相変わらず天然全開。
街中で堂々と困っている人を探してみたり、はたから見ればかなり痛い娘だとは思う。
地球とは全く違う常識で育った娘のようなので、温かい目で見守ってあげましょうや。
それにこの作品は子供が視聴できる時間帯に放映されている訳で。
子供はああいうオーバーな演出は結構面白がってくれると思いますよ?(うちの姪が基準ですが)


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